顕微授精の費用の平均と相場!助成金申請方法とローンって組めるの?

顕微授精は不妊治療の中でも最も妊娠確率の上がる治療法です。その分費用も高額になります。気になるのは顕微授精の費用の相場はどのくらいなのか、費用を支払う事が難しい場合ローンは組めるのか、不妊治療専用ローンはあるのか、助成金はどのくらい出るのか、など費用の相場や平均、助成金やローンについてまとめてみましょう。

 

  • 顕微授精とはどのような治療なの?

 

まず、顕微授精とはどのような治療なのでしょう。

 

不妊治療の中には、人工授精と体外受精のほかに顕微授精があります。

最後の砦、と言われるほど治療の中では最も受精率が高いと言われます。

 

 

顕微授精は精子と卵子を体外で受精させ、子宮へ戻すという流れは体外受精とほぼ同じです。

体外受精との違いは、体外で精子と卵子を受精させる方法です。

 

体外受精では卵子に精子を振りかけ受精するのを待ちますが、顕微授精は顕微鏡で見ながらピペットという器械を使って卵子の中に直接精子を注入します。

 

男性側に問題があり、精子の数が少ない、運動率が低い、というときや女性側の卵子の受精力が弱くて自然受精ができないという場合でも、顕微授精であれば受精できる可能性が出てくるのです。

人工授精や体外受精で妊娠に至らない場合、顕微授精へステップアップする人が大半です。

 

 

  • 顕微授精の費用の平均と相場は?

 

では、顕微授精ではどのくらいの費用がかかるのでしょうか。

だいたいの相場をピックアップしてみますね。

 

顕微授精の治療は、だいたい5つのステップに分かれます。

生理の数日後から始め、「排卵→採卵→精子採取→顕微受精→胚移植」という流れです。

 

顕微授精にかかる費用は、すべて合わせると相場は40~60万円ほどになります。

その内訳は、排卵誘発(注射含む)にかかる費用→5~10万円、採卵にかかる費用→10~25万円、受精卵の培養にかかる費用→5~6万円、顕微授精の費用→5~10万、胚移植にかかる費用→5~10万円、黄体期の維持にかかる費用…2~3万円、この他、検査代や診察代が別でかかります。

しかも通院には交通費も嵩みます。

さらに、受精卵を凍結する場合は平均で5~10万円ほどの費用がかかります。

 

病院によって費用は違ってきますが、1回の治療に平均50万円前後かかると考えていると

間違いないみたいです。

 

治療の方法はさまざまで、金額もその時により変わります。

途中で受精卵ができなくて中止した場合もそれまでにかかった費用は負担しなければいけません。

顕微授精の費用の相場は、おおまかに言うと40万~70万ほどになるでしょう。

100万以上かかったという人も中にはいるので、だいたいいくらという言い方しかできないのが現状です。

 

状態によって注射の本数が増えたり、点鼻薬が増えたり、のみ薬が増えたり体は自分の思うようにはなりませんので、金額もその時々で変わるのです。

 

 

  • 顕微授精の費用は国からの助成金がもらえる!

 

では、顕微授精の特定不妊治療費助成金はどのくらいなのでしょうか。

 

顕微授精には保険は適用されませんが、国から特定不妊治療費助成金が支給されます。

女性の年齢や世帯合算年収などの条件を満たした場合に助成金を受け取ることができるので、顕微授精を始める前には必ず確認した方がいいでしょう。

 

特定不妊治療費助成金が受けられる条件は次のとおりです。

 

  • 世帯(夫婦)合算の年収が730万円以内
  •  治療期間の初日における妻の年齢が43歳未満
  • 指定医療機関での治療

 

こちらの条件を満たしていれば助成金を受け取る事ができます。

 

申請期間には締め切りがあるので、きちんと確認しておかないと受け取り損ねる場合があります。

 

必要書類は、・特定不妊治療費助成申請書・特定不妊治療費助成事業受診等証明書(病院が発行)・住民票(3ヶ月以内のもの)・戸籍謄本(3ヶ月以内のもの)・夫婦それぞれの前年の所得を証明する書類・指定医療機関発行の領収書(保険適用外診療分)、となっております。

 

特定不妊治療費助成金の金額は、初回のみ30万円、2回目以降は1回につき15万円の支給になります。

凍結胚移植のみ(採卵を伴わないもの)については、7.5万円の支給になります。

 

助成金を受け取れる回数には上限があり、40歳未満で通算6回(40歳~43歳未満では通算3回まで)となっています。

 

市区町村でも用意されている助成金もあるので、ネットで調べて、上手に活用しましょう。

 

 

  • 顕微授精の費用 ローンは使えるの?

 

顕微授精には大きな支払いが出てきます。相場でいうと1ヶ月ほどの期間で平均40~60万準備しなければいけません。

貯蓄がない夫婦には、最終手段でカードローンという手もあります。

大手のプロミスでは、30万を借りて2年で返済する場合、利息は約6万ほどです。

お金がない、と諦めるよりローンをして不妊治療に望みあとはゆっくりと利息も込みで支払っていけばいいので、心に余裕ができるはずです。

 

または、不妊治療サポートローンというローンもあります。

 

ローンを組める条件としては、・満20歳以上65歳未満の夫婦のいずれか・安定した収入がある・不妊治療に関する診断書のコピーを提出できる、この3つを満たしていれば大丈夫みたいです。

新規であれば、利用後30日間は無利息です。

 

お金がないから赤ちゃんを諦めよう、という事がないようにどんな人にもチャンスがあるという希望を持ちたいものです。